何から始める？キャリア迷子が最初にやるべきは“自己分析”ではありません

「何が向いているのかわからない」「どんな働き方が自分に合うのか見えない」。

キャリア迷子の方からよく聞く言葉です。そして多くの人が、まずは自己分析だと思い込みます。

しかし実は、キャリア迷子が最初にやるべきことは“自己分析”ではありません。

 

自己分析は大切ですが、迷っている段階でいきなり取り組むと、答えが出ないまま余計に不安がふくらむことがあります。藤沢駅の人混みの中で立ち止まってしまうような、あの感覚に近いかもしれません。

 

■ 最初にやるべきは「生活と気持ちの棚おろし」です

キャリア迷子が混乱する理由の多くは、仕事そのものよりも、今の暮らしや気持ちが整理できていないことにあります。

まずは次の3つをゆっくり書き出してみましょう。

 

1.今の生活リズムで苦しいところ

朝の小田急線の混雑で消耗していないか、帰宅時間が遅くて家事が回らないのか。生活のストレスは働き方に直結します。

 

2.“続けられない理由”の正体

仕事がきついのか、人間関係なのか、成長実感が薄いのか。感情ベースで整理してよい段階です。

 

3.湘南でどんな毎日を送りたいか

江ノ島の海風を感じながら散歩したい、夕方に藤沢駅で子どもと待ち合わせしたい…そんな“理想の生活シーン”はヒントになります。

 

生活や気持ちが整理されると、自然と「どんな働き方がフィットするか」が見えやすくなります。

 

■ 自己分析は“あとからで十分”です

棚おろしができたら、次に仕事の価値観や強みを探す自己分析に進みましょう。

生活・感情の整理を先に行うことで、自己分析が現実に即した形になり、迷子状態から抜けやすくなります。

 

■ ひとりで抱えこまなくて大丈夫

キャリア迷子は「考えがまとまらない」こと自体がつらいものです。

藤沢ワークでは、湘南エリアで暮らす人の価値観に寄りそいながら、生活とキャリアのバランスを一緒に整理するお手伝いをしています。

無理に転職をすすめることはありませんので、気軽に相談してみましょう。

 

あなたのペースで、一歩ずつ進めば大丈夫です。